タンク

2018年 07月 29日
日本酒は、タンクの中に、水、蒸米、麹米、酒母(酵母)を入れて造ります。

日本酒造りでは、温度管理が非常に重要です。
発酵して発熱するもろみを常時10~15度以下に保たないといけないので、
暖かい地域では、部屋の冷房能力を上げる、タンクの冷却能力を向上させる。
このような投資をしないと良いお酒を醸すことができません。

当社の所在する横手市は「かまくら」で知られる豪雪地帯です。
気温は低いので通常のタンクでも良い酒が醸せると思われるかもしれませんが、
多種多様な酒米や酵母に挑戦する“まんさくの花”としては、
タンクの1本1本を、それぞれ理想の温度帯に持っていくための努力をしています。

日の丸醸造では生もとなどの特殊なお酒を除き、
ほぼ全量を小型冷蔵機を内蔵した、温度管理可能なタンクで管理します。
中身のお酒やもろみを氷温(マイナス)まで落とすことが可能です。



このタンクは仕込みの時以外にも、お酒の貯蔵にも活躍します。
当社の場合は搾ったお酒を窒素置換機を通して氷温貯蔵することで、
生酒の状態でも長期間にわたり安定した酒質で保存することが可能です。

写真の通り、日本酒のタンクにはお酒の出口(呑み口)が2つあります。
なぜ2つ呑み口がついているのかについては呑み切りの記事をご参照ください。